トウモロコシを茹でる!
色々と考えさせられました。
そしてまだ頭の中で完全には整理がついていません。
「トウモロコシを茹でる」ということについて。
まずは、「茹でる」と「煮る」という調理法について考えよう。どうやら中国語では、どちらの場合も「煮」と表現できるようだ。
●『茹でる』……基本は「塩茹で」(陰性な調理法)
うどんを茹でる、そうめんを茹でる、小松菜を茹でる……
「鍋にたっぷりの水を入れて火にかける。そして沸騰したら適量の塩を加え、青菜の場合1分くらい茹でる。ザルに上げ自然に冷ます」
※鍋に蓋をする必要はない、残った茹で汁はあまり有用ではない
●『煮る』(「茹でる」よりも陽性な調理法)
大根を煮る、小豆を煮る……
「小豆を煮る場合、鍋に小豆と小豆の三倍の量の水を入れて、中火にかける。沸騰したら弱火にして、時々水を注しながら小豆が柔らかくなるまで煮、最後に塩を適量加える」
※素材に十分に火が通ってから塩などで調味する
※煮ている間は蓋をする、頻繁に蓋を開けないこと
※煮汁を少し残す場合と完全に煮切る場合があるが、いずれにせよ煮汁は無駄にはならない
さて、問題の「トウモロコシを茹でる」ですが、僕の知らなかった方法も合わせて、いくつかここで整理したいと思います。
※ここで言うトウモロコシは、日本では初夏から出回る甘みのあるスイートコーンの類、買ってきてすぐに調理しない場合は冷蔵庫に入れておきましょう(高温になるほど甘みが減ってしまうため)。
●初級編(僕の、比較的適当なやり方)
上記のように、普通の塩茹での方法です。
鍋に湯(トウモロコシが十分に浸かる量)を沸かして塩(約大さじ1)を加える。トウモロコシを入れ蓋をして、弱火から中火の間で約5分間茹でる。途中で一度箸を使って上下を返す。茹で上がったらすぐに皿に移し、冷ましてから食べる。或いは数時間冷蔵庫で冷やしてから食べてもおいしい。
●中級編
トウモロコシの皮を1~2枚残した状態で茹でる。
塩の量は水1リットルに対して大さじ1~2(15~30g)。
火加減は弱火~中火。
茹で時間は10~12分で、火を止めてからトウモロコシを10分ほど湯につけたままにしておく。(塩気が入り、甘さが引き立つ)
●上級編
皮はほとんどはがさず、ひげも取らずに、“丸ごと”茹でる。
鍋に深さ1~2㎝の水を入れ(塩も少し)、トウモロコシを丸ごと茹でる。蓋をして蒸し煮にする(弱火)。途中で一度上下を返す。加熱時間は10~15分くらいかな?今度試してみます~
●番外編
気が向いたら書きます……
たかがトウモロコシ、されどトウモロコシ……