伊勢神宮と金剛證寺
伊勢神宮はかなり有名ですが、金剛證寺はあまり知られていません。
「風水パワースポット紀行」を読んで初めて金剛證寺のことを知りました。
「お伊勢参らば朝熊を駆けよ、朝熊駆けねば片参り」という詞が、伊勢音頭の一節にあるそうです。
金剛證寺は朝熊岳の山頂にあり、今ではちょっとした秘境のような所です。登山道を歩くと2時間以上。バスは土日に数本しか運行していません。
でも、伊勢神宮を参拝するならやはり人の少ない平日がベストです。ということで、今回はちょっと奮発してタクシーで行くほかありませんでした。
順番としては、外宮、内宮、金剛證寺。全所要時間は3時間弱です。
外宮は衣食住の守り神である豊受大御神を祀り、内宮は天照大御神を祀ります。豊受大御神は天照大御神のお世話をする神様なので、お願い事があれば内宮参拝の際にするといいそうです。
【内宮付近を流れる五十鈴川】
内宮参拝後、伊勢志摩スカイラインを通って朝熊岳山頂(555m)へ。
うろこ雲が出ると雨。翌日は一日中雨でした。
本堂で参拝してから、御朱印帳を買って御朱印を押していただきました。
御朱印帳そのものがお守りのようなもので、お札やお守りは1年までと言うのに対して、御朱印帳は一生ものだと聞きました。少し大きいけど、鞄にはいつも入れて出かけよう。
そして、右側の道へ歩いていくと、奥之院です。
【奥之院 富士見台】
来年2016年5月26、27日は伊勢志摩サミット。その頃はきっと台湾にいるんだろうなあ。
最後に内宮付近のおかげ横丁を歩きました。お昼ご飯は「とうふや」という豆腐と穴子料理のお店で。
【豆腐の田楽】
【ひつまぶし重膳】
味噌汁、ひつまぶし、漬け物、茶碗蒸し、おぼろ豆腐、豆乳……どれもおいしい。
いつも決まって最初に味噌汁を飲みますが、味噌汁がおいしいと嬉しくなります。定食の味噌汁で、いい仕事をしているかどうかがすぐに分かるものです。
そして、眺めも最高!