寒天寄せ
日本の寒天のほとんどは内陸県長野で作られています。
なぜ内陸の長野かと言うと、冬の低温と乾燥という気候のもとで、寒天作りが行われているからです。
粉寒天と棒寒天(洋菜條)がありますが、僕が寒天寄せ(洋菜凍)に使うのは後者の方です。
手作りの寒天寄せは、余計なものを入れなくていいし、しかも簡単に作れます。ゼリー(果凍)やグミ(QQ糖)が好きな人は、きっと新たな感動を発見するでしょう。
ちなみに、寒天のほとんどは食物繊維(食物纖維)です。
写真は、見栄えがいいので「みかんジュース+りんごジュース」で作ったもの。個人的には、りんごジュースだけで作る方が好きだ。
【作り方】(量は4人分くらい)
1、棒寒天(7.5g)を手で幾つかにちぎって、20分ほど水に浸けておく。
2、自分の好みのフルーツジュース(果汁100%)を鍋に入れて中火にかける。※寒天7.5gに対して、水分の量は約500~600㏄。ジュース300㏄+水200㏄でも十分においしい。
3、沸騰前に弱火にし、寒天の水気を切って鍋に入れる。
※茶碗や深めの皿、或いは専用の容器に水を入れておく。
4、寒天がとけてなくなるまではかき混ぜない。しかし、少し残ってしまう場合があるので、その場合は少量の水を加えてもうしばらく煮る。
5、一度全体を軽くかき回して、塩を適量(小さじ2分の1以下)加え、火を止める。
6、※入れておいた水をあけて、5を流し入れる。
7、粗熱をとる。大きめの鍋やボールに水を張って、6を冷ます。3回くらい水を入れ替えると、15分ほどで十分に温度が下がる。その後、冷蔵庫へ(2時間~)。
今の時期は、桃や梨を切って入れてもいいと思います。